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東京の早川歯科医院は入れ歯専門歯科医院、インプラント無しでピッタリ入れ歯、どんな難しい症例にも対応いたします。

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高齢者とインプラント

高齢者ではインプラントを避けたい

最近人気の「インプラント」と入れ歯との違いを聞かれることがあります。現在おこなわれているイン プラント治療は、以前のものとくらべると、材料、術式ともに格段の進歩がみられます。 失った歯の数が少ないケースでは、通常は両隣の健康な歯を削ってブリッジにします。それにたい し、インプラント治療では、歯を失った場所にインプラントと呼ばれる金属製の人工歯根を埋め込み、 その上にクラウンなどをかぶせるので、隣の健康な歯を削る必要がありません。また、たとえば奥歯 から2〜3本ない場合、支える歯が奥にないのでブリッジはできませんし、入れ歯では違和感が気に なる人がいます。こんなとき、インプラントは効力を発揮します。
  インプラント治療は、入れ歯とくらべると咀嚼能力、入れた感じ、発音、見かけなどに優れていると いわれており、若い人、とくに入れ歯はどうしてもいやだと、毛嫌いしているご婦人方には、快適な治 療法としておすすめできます。

 ところが、この質問が入れ歯年齢の患者さんからとなりますと、二つ返事でインプラント治療をお勧めするわけにはいきません。
たしかに、高齢者でも、失った歯の数が少ないのなら、インプラント治療も有効と思われます。そんな人は、なんといっても歯を失わないようにと、いろいろと頑張ってきた人ですから、歯科治療に理解があり、治療後のメンテナンスについてもあまり心配いりません。 しかし、自分の歯が半分以上もない高齢の患者さんへのインプラント治療はどうでしょうか。 インプラントを骨に埋め込む手術は、時間が大変かかります。たとえば、奥歯に2本のインプラントを 埋め込むのに1時間くらいかかりますが、この手術は高齢者にとってはかなりきびしいものです。また、使われるインプラントによっては、骨にしっかり根付くのに3ヶ月もかかり、その期間はクラウンなど、その上の装置を作ることができません。
高齢者のインプラント治療でもっとも心配なことは、メンテナンスです。

 インプラントは、天然歯以上に日常の口腔衛生管理が重要で、それを怠ると、歯肉の炎症など、重大な疾患につながることがあります。

診療室で治療をしていますと、インプラント装置を入れている高齢者で、装置の周囲の歯肉の炎症 がひどい人を多く見かけます。歯科医師の管理下で、口腔衛生状態が健全に維持されていれば、問題が起こることも少ないと思われますが、はたして高齢者が、そこまで厳しく口腔衛生管理ができるでしょうか?そのうえ、そんな高齢者が、万が一病気になって寝込んでしまい、通院できなくなったらどうなるのか心配です。歯ぐきの状態の悪い患者さんに、インプラントを入れ歯の固定装置として応用する治療法があります。こうすれば、動かないよく噛める入れ歯になるかもしれません。しかし、入れ歯の下にインプラントと入れ歯をつなぐ装置(アタッチメント)が入るので、インプラントが汚れやすく、清掃ができない人では、口腔衛生管理の問題が起こります。
高齢者、なかでも丁寧な清掃なんてとてもできない人や、全身性の病気の心配がある人は、入れ歯だけの方がはるかに安心です。入れ歯でも、いろいろ工夫がなされたよい入れ歯は、なかなかのもので、安定していてしっかり噛めます。

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