入れ歯でお困りの方へ
入れ歯の学問、技術は大変奥が深く、歯科医のあいだでも難しい分野とされています
どんなに難しい症例でも、よく噛める入れ歯を作ることはできます。決してあきらめ ないでください。
当院では、個々の患者さんの口腔状態、さらにはご希望に対応できるように種々工夫を凝らし、手作りでぴったりの入れ歯を製作しております。
昨今では、入れ歯の役割は、食べる、話すにとどまらず、脳の機能、身体のバランス、さ らには生活のリズムの改善にもつながると考えられるようになってきました。入れ歯を入れたら認知症が防げる、身体活動が向上するなどの研究が進んでいます。ぴったりあっ
た入れ歯を入れることで、すばらしい食生活と、軽快なフットワークを回復した、質の高い生活を目指してください。
「よい入れ歯で、長生きを!」と願っています。
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よい入れ歯への工夫
食べやすく、口の中を広く感じさせる歯の並べ方
自分の歯が元あったところに入れ歯の歯を並べると、舌が入るスペースが広くなるので、 話がしやすくなるし、ものも食べやすくなります、入れ歯は自分の歯があったときと同じように
周りの舌やほおの動きと調和し、口腔によりフィットするからです。その位置に対しての舌や頬の 感覚も自分の歯の時と変わらないので、入れ歯を使うひとも慣れやすいです。
ソフトな入れ歯
歯ぐきがやせてくると、入れ歯の下にあって座布団のようなはたらきをしている粘膜も薄くなります。粘膜のもつクッション作用がなくなるので、歯ぐきに痛みが起こります。入れ歯の歯ぐきと接する部分にやわらかい材料を裏打ちしたソフトな入れ歯は、クッション作用があるので、噛んでも痛くありません。

無口蓋義歯
上あごの部分が広くえぐられた入れ歯です。微妙な味かげんをみる必要のある料理人や菓子職人、また奥に延びた入れ歯からの刺激に過敏な方などに使用されます。
若々しく見える入れ歯、上くちびるが適切に支えられていないと、内側にへこみ、皮膚に張りがなくなりしわが出ます(左)。入れ歯でじゅうぶんに支えられると、年寄りっぽさが一掃されます。
なお、スタッフによる一般治療も行っています。
若々しく見える入れ歯
上くちびるが適切に支えられていないと、内側にへこみ、皮膚に張りがなくなりしわが出ます
(上段の写真)。
入れ歯でじゅうぶんに支えられると、年寄りっぽさが一掃されます。(下段の写真)